くず

承前

漫画家の井浦秀夫さんと小学館は2008年2月20日、連載漫画「弁護士のくず」について内田雅敏弁護士が「自分の小説の盗用」と差し止めなどの仮処分を求めた問題で、記者会見を開いた。井浦さんらは、内田弁護士の著書を参考にしたと認めたものの、「記載されているのは実際の事件で、参考にしても著作権侵害には当たらない」などと主張した。一方、井浦さん側は、「参考文献の表示をしなかったのはマナー違反で反省している」と述べ、今後、連載誌に表示するとした。
なお、この問題で、東京地裁は内田弁護士の仮処分申請にまだ判断を示していない。連載の完結となる第4話が掲載された「ビッグコミックオリジナル」3月5日号は、20日に予定通り発売された。

「弁護士のくず」の漫画家と小学館 「盗用ではなく参考」と主張 : J-CASTニュース

書くの忘れてたけど、完結編はしっかり掲載されましたね。4回に渡った長編の割には消化不良な終わり方でしたよ。柱とか注意深く見たつもりだったんですけど特に何もこの件に関する文字は見つけられず。間に合わなかったのかな。
でもまぁ、エピソードの参考にしたのなら、というかするのなら、一言断りを入れておけば大事にはならずに済んだでしょうに。この辺は編集者にも責任あるよなぁ。「くず」みたいな漫画の場合は特に作者の頭の中から出てくるものには限りがあるでしょうし、既にあるもの(判例とかね)を参考にするような事が多くなるのは避けられない。定期的に打ち合わせとかやってるでしょうからちゃんと確認しないと。