文蔵

文蔵 2005.12 (PHP文庫)

文蔵 2005.12 (PHP文庫)

取り上げるのは2度目だが、月刊の文庫本という珍しいタイプの刊行物である。北方楊家将の続編(血涙)が連載されているので買っているが、連載されている小説はともかく、その他のエッセイ群が、まぁPHP出版らしいといえばそうなのだが、幸せ探しというかそんなんばっかりで、その類は生理的に受け付けないのです。もちろん私にも満たされない部分ってのはそれなりにあったりするんですが、それでも今の自分はそこそこ幸福なんじゃないかと思っているので、
森永卓郎の男の幸福論
とか、
子どもと一緒に学ぶお金と幸せの12の知恵
とか、
奇跡が舞い降りる方法
とか。
ダメなんだわ、この手は。
これで小説の方の連載陣がダメだったりしたらいくら370円であってもさすがに購入できないが、血涙を含めて5本ある内1本を除いてそこそこ読めるので、これでこの価格なら安いと言えるかな。