IE7 Beta2 J

入れてみた。Beta版である事は承知。どうせ普段はOperaしか使わない訳だし、OSごとダメになることもそうはないだろう。MSNツールバーでのタブ化はかなりダメダメだったが、最初からタブ化を前提にして作ったんならもうちょっとましなもんが出来るだろうし、どんなもんだろうか、などと思ったわけだが。

入れてみたら、その肝心のタブが使えない(解決策はこのエントリの下の方に書いてあります)。いや、使い物にならないとかそういう意味じゃなくて、文字通り使えない。設定ではちゃんと有効になってる。

でも使えない(一番上の「新しいタブ(T)」というメニューが薄いまま)。

タブの使い心地が知りたくて入れたのに、そのタブが使えないんじゃ悔しいじゃないか。とりあえずMoon Browserは通常のブラウジングであれば大体使えそうなので、そんなに困るわけでもないのだが、気になるので調べてみた。同じ問題に直面し、こうやって解決しました、みたいなドンピシャな情報は見つからなかったが、%windir%\system32\xmllite.dllがうまく生成できないからだとかいう情報を見つける。IE7 Blogなんかを見てもそんなようなことが書いてある。実際、このファイルのタイムスタンプは古い。
IE7 Betaのセットアップファイルを展開して、その中の「xmllitesetup.exe」を実行するといいらしいとかいう少々あいまいな情報もあったので試してみた。名前もいかにもそれっぽいし。実行直後に見てみると更新されてるように見えるのだが、再起動すると元に戻る。システムの復元は無効にしてるというのに。ってそれは関係ないのか。
それはおいといて、困ってしまった。
さらに調べてみると、Yahoo!ツールバーのなんとかいう項目をoffにするといけるらしい、とか言う情報も見つけはしたが、普段IEを使わない私はそもそもYahoo!ツールバーは入れていないので、そんな設定の変更など不可能だ。
もっとも、私の場合新しいWindowsマシンを使い始めると、TweakUIなどのレジストリを変更するタイプのソフトを使って、いろいろいじってから使い始めるので、きっとその辺のどれかが原因なんだろう。そのYahoo!ツールバーのなんとかいう項目をoffにするのと同じことを、他の何かでやっているだけの事だろう。究明するのは諦めたけど。いいよ。IEの替わりはMoon Browserで。MicrosoftUpdateもちゃんと走るんだから。
そういうわけなので、IE7を試そうと思う人は、新しいマシンで試すといいと思います。最悪OSが逝っちゃってもすぐにリカバリできるし。

2006/06/06 追記

窓の手をインストールして「従来のWindowsスタイルでウィンドウ表示する」のチェックをはずす事、だというのが判ったので窓の手を入れ、チェックすることで変化するレジストリを探してみたところ、どうやらこれだ。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\ClassicShell

こいつの値が1(従来のWindowsスタイルでウィンドウ表示)だとダメで、0ならOKということらしい。それさえ分かれば、窓の手など用はないのでアンインストールだ。

それはそうと、beta版に合わせて仕様変更する(id:hatenadiary:20060606:1149560865)なんていうことはやめた方がいいと思うのだが。これからどう変わるかわかんないのに。