怠惰

1:やたらと努力でカバーしない
2:楽するための勉強への投資を惜しまない
3:常に「もっと楽にならないか」を考える
4:自己満足に気をつける
5:自分の意志に頼らない
6:記憶力に頼らない
7:なんでも仕組み化する

新人におくる、怠惰な社会人になるための7の方法 : けんすう日記

結局は3:常に「もっと楽にならないか」を考えるに集約される気がします。怠惰な社会人を目指せ、ってくらいなんで当たり前ですけども。なので、この項目を一番上か一番下に持ってくといいんじゃないかな、なんて思ってみたり。

ちなみに僕のモットーは「手抜きのためには手を抜かない」です。

「手抜き」っていう言葉にはマイナスイメージもあるので、一緒に働く新人さんとか若い人たちには「覚えることと探すことと繰り返しの作業は人間はコンピュータに敵わないのでコンピュータに任せられるかどうか考えなさい」と言ってます(覚えることに関しては紙ってのもなかなか優秀ですが、あとから探すのが意外に大変です)。それらの作業について如何に正しい命令をコンピュータに与えられるかが肝なんであって、そこを考えるのが人間の仕事だと思っています。それに人間じゃなきゃできない仕事は他にも一杯あるので、そういうくだらないことを人間がやるほど無駄なことはないと思います。
あとブックマークコメントを見ると、6の記憶力に頼らないを否定する意見がありましたけど、「(覚|憶)える」事に関しては絶対にコンピュータや紙の方が間違いが少ないです。人間は「思い出せ」ばいいんです。どうやったら簡単に思い出せるかに頭を使えばいいんであって、覚えること自体には頭を使わないってのは正解だと思います。覚えるのは「大変」ですから、「怠惰」になるという目標には思い切り反します。
もっとも、覚えちゃうことが楽になるための手段になる例(九九とか)もあるので、あまり言い切ってしまうのもどうかと思いますが。

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「怠慢」