北方版読了

三国志〈13の巻〉極北の星

三国志〈13の巻〉極北の星

読み終わった。全体としては面白かったが、終わり方がもう一つすっきりしなかった。むう。
しかし、三国志っていうお話は三兄弟が全員死んだところで終わりなんだよな。ほとんどの三国志では少なくとも孔明が死ぬまでは描く*1し、北方版もそうだったけど、やはり劉備がいなくなると核を失うとでもいうのか、そこで尽きちゃう感がある。出師の表のくだりや、南征・北伐のあたりも面白いエピソードではあるんだがおまけ感が漂う。今流行りの三国志漫画たちが果たしてどうやって幕をひくのか注目である。ほとんど読んでないけど。

*1:横山三国志などは珍しい