日本一

平成の大合併」で、面積が1000平方キロを超える“広大市”が続々と誕生している。「大合併」前の3市が、来年3月末には18市に増える。上位もめまぐるしく入れ替わり、トップに躍り出た市はPRイベントを企画し、順位の下がった市は無念さを隠さない。

「面積日本一の市」は、福島県南東部の14市町村が合併して66年10月に誕生したいわき市(1231平方キロ)が36年半守り続けてきた。しかし、2003年4月に静岡、清水両市による新「静岡市」に抜かれた。

さらに今年2月、岐阜県の10市町村が合併しトップに躍り出た新「高山市」(2177平方キロ、人口約9万7000人)は東京都に匹敵する。

高山市は5、6月に5回、市民計110人を集めて市内を回る「広さ日本一体感ツアー」を行った。同市企画課は「今後は広さを生かし、魅力アップを図りたい」と期待する。

一方のいわき市は、市民憲章前文の「日本一広い面積をもち……」という文言について、「変えるにはしのびない」などと、原文を残している。

日本一広いだの高いだのってのは気分のいいものです。大抵は。
しかしまぁ、東京都には1,200万人からの人が住んでいるらしい。120倍以上。