あとの祭

読売新聞社は12、13の両日、先の衆院選の結果を受けて、緊急全国世論調査(電話方式)を実施した。自民党の圧勝を「よかった」と歓迎する人は半数を占め、小泉内閣の支持率も61・0%に急上昇した。

その一方で、自民党の圧勝を“勝ち過ぎ”と見る人も過半数に達し、小泉首相が今後、より強引な手法をとるとの不安を感じる人も6割を超えるなど、首相の“独走”への警戒感もにじみ出ている。

自民党圧勝の印象を聞いたところ、「よかった」49%が、「よくなかった」38%を11ポイント引き離した。自民党圧勝の原因(複数回答)については、「改革への姿勢」と「党首」がともに44%と際立ち、国民の「改革」への期待感と、改革を選挙戦の前面に押し出した首相の作戦が、歴史的大勝に結びついたと言えそうだ。

ただ、自民党の獲得議席数については、「少ない方がよかった」が56%だったのに対し、「ちょうどよい」は33%。「少ない方が…」は比例選で自民党に投票した人でも36%に上った。また、首相が数を背景に、強引な手法をとる不安を「感じる」と答えた人は63%を占め、「感じない」30%を大きく上回った。

同内閣の支持率は、選挙直前の前回調査より8・4ポイント増。支持率が60%台になったのは2003年9月以来2年ぶり。

勝たせたのは私のような不支持者も含めた全有権者なので、結果は結果として受け入れるしかないのですよ。It'sデモクラシー。
大体、支持(投票)しといて不安を感じるとか、自分の脳みそ使ってないからじゃないですかね。
あとね。
白紙委任状を渡したわけじゃない」とかいう意見をよく見かけますが、こういうこと言う人は、自民党には投票しなかった人なんですよね。少なくとも今のこの選挙直後というタイミングで、支持したやつが言っていい台詞じゃぁないと思う。
だって、衆院選挙で投票するってのは、向こう4年間(短くなることもあるけど)はあんたたちに任せたい、って意味でしょ。例えそのつもりがなくても、民主主義における選挙ってのは極論するとそういうことなの。任せたつもりはない、とか何言ってんだって感じですよ。
もちろん後になってから「こんなはずじゃなかった」と思うこともあるでしょうけれど。
せっかくなので書いておくと、私はそれほどは心配してないです。やりたい放題やったら次の選挙でどうなるかくらい自民党だって分かってるでしょ。