九頭龍
このクール、注目のドラマ二つ、「弁護士のくず」と「医龍」を観た。どちらも原作のファンなので、期待半分、恐れ半分でしたが、いずれも第1回目はまずまず。
元々漫画のドラマ化には否定的、というか、安易に原作を漫画に頼るなよな、テレビマン、とかいつも言っている私だが、こうやって気に入った漫画がドラマ化されると観てしまう。そもそも連載漫画ってのはドラマ化しやすい構造を持っているので料理しやすかったり、普段あまり積極的にはドラマを観ない私のような人間をテレビの前に座らせるっていう効果もあったりするし、面白いお話を読んだら映像にしたくなるとかいうのもそれはそれでテレビマンらしいといえばテレビマンらしいわけで。なんにせよ、やるからにはがっかりしないですむように頑張ってもらいたい。
んで、まず「くず」の方だが、真実役を男性(伊藤英明)にしたのは正解だと感じた。あと豊川悦司は原作を読み込んでいるのがよくわかる。ダメパーマと頬を赤くするメイクはうなずけないが。でも、なんで豊悦なんだろうなぁ。うまいからこなしちゃってるけど、やっぱピンとこない。
1巻でも貼ろうかと思ったら3巻が発売近いみたいなので3巻で。
- 作者: 井浦秀夫,小林茂和
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/04/27
- メディア: コミック
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「医龍」。朝田龍太郎役の坂口憲二。見た目的にはいいんだが、演技の方は60点つーところかな。全然ダメじゃぁないけれど。といってもそれも含めて配役に関しては大きな文句はない。特に伊集院役の小池徹平はいいぞ。野口役(岸部一徳)もさすがに原作ほどには妖怪じみてはいないけれど、なかなかはまっている。っと、木原役だけは個人的にダメだった。過剰過ぎ。
医龍 11―Team Medical Dragon (ビッグコミックス)
- 作者: 乃木坂太郎,永井明
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/03/30
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そうそうドラマといえば、昨日観た黒木瞳のドラマで、旦那役の人が黒木瞳演ずるところの奥さんに、「お前なんかただのおばさんだ」みたいな事をいうシーンがあったんだが、お茶の間の何人だか知らないけど大勢の人が、「イヤイヤ、ただのおばさんじゃないですから」ってツッコんでたんじゃないかと思う。そんな俺もその一人。