日経バイト

日経バイトという雑誌がある。日経BP社の発行する技術者向けの雑誌だが、2月号の「製品評価室 最新Webページ作成ソフト」と題した記事として、HTMLオーサリングツールのレビューが載っていた。とりあげているのは アドビ「GoLive5.0」、日本IBMホームページ・ビルダー Version6」、マイクロソフト「FrontPage2000」、マクロメディア「Dreamweaver4 日本語版」の4製品だが、

コード品質は4製品とも合格
なのだそうである。
DOCTYPE 宣言を記述していたのは1製品のみ
なのにも関わらずである。4つのうちどれがその1製品なのかはここでは申しません。てゆーか、もう一回記事を調べに行くのが面倒なだけなんですが。それに、推測でこんなことを言うのは卑怯ですが、DOCTYPE宣言をするその1製品にしたところで、例えばAnother HTML-lintで満点がとれるHTMLが生成できるとは到底思えません(それにAnother HTML-lintについていえば、"DOCTYPE 宣言がない" は減点されないしね)。もっとも、文法的に正しいHTMLならいいページなのかというと、ここのようにそこそここだわってる割にはロクでもないサイトもありますし、例が多すぎるのでわざわざリンクはしませんが、文法的にめちゃくちゃでも面白いサイト・役に立つサイトは山ほどありますので、あまり偉そうなことを言うのはやめといた方が身のためかもしれません。話がそれました。んで、DOCTYPE宣言がないことを問題としない理由は、
DOCTYPE宣言には実用上の意味はほとんどない
からなんだって。確かにそうなんだけど、なんか納得いかねぇなぁ。それでいいのか?日経BP