週刊コミックバンチ

各方面、といっても主に「いい年して」と言われがちな人方面で話題の週刊コミックバンチですが、立ち読みで流し読んでみました。
内容の良し悪しはともかくとして、隔週刊くらいから始めとけばいいのに、とまず思った。週刊誌は体力要るらしいから。過去にも、コミック誌ではないですが、大々的に宣伝してわずか 4 週で廃刊 ( 休刊と言ってたような気はしますが何年たっても復刊する気配はないというか何年もたって復刊する方が驚きだが )、になった週刊誌もありましたし。毎週億単位の赤字が出ていたとかなんとか。新潮社がついてるみたいなんで、10 週と持たずに廃刊なんてことにはならないでしょうが、いつまでもつことやら?
でも、コアミックス社の事業概要を読んでみると、

【設立】
平成12年6月14日 新潮社をパートナーとし、漫画家の原哲夫北条司次原隆二、声優の神谷明、 前「月刊少年ジャンプ」編集長の根岸忠らが参加し、会社を設立。

とか書いてありまして、必ずしも新潮社が後ろ盾になってくれるわけでないのかなとも思えて、やっぱりヤバイかな、などとも考えたり。原哲夫北条司次原隆二って言われても、悪いけどもう下り坂の人ばっかりだし。おまけに前「月刊少年ジャンプ」編集長って。どうすんのよ。
肝心のマンガはどうだったかと言うと、実は「蒼天の拳」と「レストアガレージ251」以外はパラパラとめくるくらいしかしてないんですが、う〜ん、と言葉を濁してみたり。北斗神拳って暗殺拳のはずなのにそんな店の中で堂々と使ったらダメだろ、とか、クルマ走らせとけばいいのに人情ものかよ次原隆二、とか思った。ちなみに北条司は好きじゃない、キャッツアイもシティハンターも読んでたけど何の思い入れもない、ので、立ち読みで50ページは読む気にならない。

結論。個人的には買うまでもないと思う。つまり今後に期待。ただ、刊行中のコミックサイズで安い紙質でコンビニ売りで本体価格 286 円の ( ってくどいけどあの形態を何と言うのか知らないので仕方がない )「北斗の拳」だけは最後と言いたいところだが、せめてラオウの「我が人生に悔い無し!」までは出して欲しいな。と思うのなら買ってあげるべきなのか?