シャカリキ!4

シャカリキ! (4) (小学館文庫 (そB-15))

シャカリキ! (4) (小学館文庫 (そB-15))

いやまぁ、別に出るたんびに全部紹介しなくてもいいと思ってはいるんですが、読んじゃうとなんか書かずにはいられないというか。
この巻には日の大自転車部の合宿でのアクシデントと、そこから復活(一番坂の再征服)に至るまでが収録されていますが、この辺りからテルがただの坂バカじゃなくて狂気の世界の住人であることが顕わに−−読者は初めから知ってますが−−なってきます。漫画の中だからいいけどこんな人がホントに身近にいたらたまったもんじゃないですよ。作中でもテルのお母さんが何度か卒倒してます。
まあ、漫画だから面白ければそれでいいわけで、この漫画が面白いかというと間違いなく一級品です。チャンピオンの侮れないところはこういう漫画が載るところでして、何度も買うのやめようとしてるのになかなかやめられません。ジャンプもマガジンもあっさりやめられたのにね。
あーそうそう。バイキングス(1) (講談社コミックス月刊マガジン)を面白いと思って読んでる人でかつシャカリキ!未読の人は、バイキングスが完結するまでシャカリキ!は読まない方がいいですよ。